入れ歯
当院の入れ歯の特徴
◎型取り段階からの配慮
患者さまが快適にお使いいただけるよう、型取りの段階から配慮を行っています。そのため、精密に行うことに力を入れています。
1回目は、作製前の型取りをし、その人に合ったトレーを取ります。そのうえで2回目の型取りを行い、患者さまにぴったり合う入れ歯を作製していきます。
保険診療と自費診療がありますが、いずれも同じように精密さ・正確さを意識して取り組みます。
◎定期点検の実施
総入れ歯の方は、半年に1回~1年に1回程度、部分入れ歯の方は、3カ月に1回程度、定期検診を行っています。きちんと入れ歯が使えているかのチェックやクリーニング、また患者さまから使用感などをお聞きして、より使いやすい入れ歯にしています。
自費診療の入れ歯について
当院では、主に「金属床」と「ノンクラスプデンチャー」を取り扱っています。
金属床について
口内の「肌」にあたる部分が金属でできた義歯を、「金属床義歯」といいます。
保険診療で主に使われる「レジン製義歯」は、素材の性質上、入れ歯に厚みが出てしまいます。これに対し、金属床は強度があるため薄くつくることができ、違和感が少ないものとなります。熱伝導率が高いため、食べ物をしっかり味わうこともできるものとなります。
金属床義歯を修理する場合、継ぎ目が目立つことがあり審美的にはデメリットと考えられていました。しかし、当院の修理ではレーザー溶接を行うので、継ぎ目が綺麗になり、見た目も整うしっかりとした修復ができます。
◇主な特徴
・患者さまに合わせたぴったりの義歯ができる
・食べ物の熱が伝わりやすいので、食事を楽しめる
・薄くて小さいため、装着感がよい
・バネが目立たないので、義歯であることがわかりづらい
・汚れがつきにくいので清潔
・丈夫で壊れにくい
・変形しにくいので、残存歯を傷つけにくい
- デメリット
・修理がなかなかできない場合がある
・自費のため費用が高価
- 料金
項目 | 詳細 |
---|---|
金属床義歯(総義歯)
コバルト チタン |
242,000円(税込) 275,000円(税込) |
金属床義歯(パーシャル)
1~3個 4~7個 8個以上 |
165,000円(税込) 176,000円(税込) 220,000円(税込) |
ノンクラスプデンチャーについて
金属のバネのない入れ歯です。歯を固定する装置と、床の部分を同一素材で作製できるため、審美性にも優れています。
素材はプラスチック系のナイロン素材です。
◇主な特徴
・半透明で歯茎の色調と同化するため、自然な見た目
・軽くて弾力性があり、破折に強い
- メリット
・クラスプという金属のバネがないので、人から見える位置に入れ歯を装着しても目立ちにくい
・柔軟性があるので装着感が向上します
・自費治療の入れ歯ですが他の種類の入れ歯(テレスコープシステム、金属床の入れ歯など)より費用が比較的安価です
- デメリット
・強度はそこまで高くないので、噛み合わせによっては壊れやすい
・機能的には保険の入れ歯とたいして差
・樹脂性のため柔らかさがあり、経年的に入れ歯の維持する力が緩くなる
保険と自費の違い
保険の場合には入れ歯に使用できる材料が限られているため、特に総入れ歯の場合は、どうしても厚みが出てしまいます。
これに対して自費の場合は薄くできるので、自分の歯に近い感覚を持つことができます。
保険の場合と比べて納期が1週間ほど長いことや費用が高くなることもありますが、その分快適に装着でき、長く使っていただくことができます。
当院では、自費と保険対応の両方のメニューをお伝えして、患者さまに選んでいただきます。わからないことや不安な点がございましたら、何でもお尋ねください。
治療期間:3ヶ月
治療回数:4回
※患者様によって変わります。
- 料金
ノンクラスプ(部分床)
1~3個 4~7個 8個以上 |
176,000円(税込) 187,000円(税込) 231,000円(税込) |
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- 料金
PMTC(45分) | 8,000円(税込) |
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すでに使用している入れ歯のお悩み
入れ歯について、次のようなことで悩んでいるという方も多いようです。
・入れ歯をつけた状態で噛むと痛い
・入れ歯のせいで話しづらい
・入れ歯がすぐ外れてしまう
・入れ歯のお手入れがきちんとできない
こういうケースは、入れ歯がお口の状況にきちんとマッチしていないと考えられます。
ご来院いただき、入れ歯や口腔内の状態をみせていただけたらと思います。