神経保存治療は一見すると複雑で回数がかかるように思われがちですが、 計画的かつ効率的なステップを組むことで通院回数と費用を最小限に抑えられます。川越ワイズ歯科・矯正歯科では以下のプロセスを標準化しています。
初回診査での精密診断
レントゲン撮影に加え、必要に応じて歯科用CTを用いて歯髄腔の形態や病変の範囲を3D評価。電気歯髄診断・冷温診断で神経の状態を把握し、最適治療プランを立案します。
一次処置(MTA覆髄 or 歯髄覆罩)
初回または2回目の通院で、MTA直接覆髄または間接覆髄を実施。施術時間は部位にもよりますが、30~45分程度で完了します。
経過観察(2~4週間後)
治療部位の疼痛消失、歯髄の反応(自発痛や冷温診断の改善)を確認。再診時に追加の詰め物(レジン充填やインレー装着)を行います。
最終修復とアフターメインテナンス
最終修復は1回の通院で完了。以降は3~6ヵ月ごとの定期検診を基本とし、プロクリーニングやフッ素塗布を組み合わせ、長期安定を図ります。
この流れにより、神経を抜く根管治療に比べて通院回数を半分以下に 抑えられるケースも少なくありません。費用面でも、重度の根管治療+被せ物を回避できるため、トータルの医療費負担を軽減できます。さらに医療法人結蒼会の保険診療適用を最大限活用しつつ、必要に応じて自費オプション(MTA、マイクロスコープ使用料)をご案内。治療内容と費用を明確にお示しし、ご納得いただいたうえで治療を進めます。