インプラント

インプラント治療

歯を失ったら…

歯周病やむし歯などの病気や、事故などで永久歯を失った場合、歯科ではその場所を代替歯で補うことをおすすめします。
歯のない状態は食べ物をしっかり咀嚼できず、栄養補給が不十分となり全身に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
代替治療の方法には、「入れ歯(義歯)」「ブリッジ」「インプラント」という3つの選択肢があります。

ブリッジ

失った歯の両隣の歯を用いて欠損部分を補います。その両隣の健康な歯を削る必要も出てきます。

入れ歯

昔ながらの一般的な方法です。取り組みやすいものですが、外れやすい・痛みや違和感を伴うことがある・本来の噛む力は再現できないなど、デメリットも少なくありません。

インプラント治療とは

インプラント治療とは

インプラント治療とは、失った歯の下の顎の骨に、口腔外科手術によってチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込み、それが骨と結合したらその上に人工歯を装着するというものです。
人工歯根には生体親和性(人体になじむ力)があり、顎の骨としっかり結合します。顎の骨が支えになっているので、人工歯でも噛む力を再現でき、天然歯と同等の機能を取り戻すことができます。人工歯はセラミック製で、変色や摩耗のリスクが少なく、美しさを保ったまま長年の使用も可能とされています。
当院のインプラント治療には専門の医師および院長が当たります。

当院のインプラント担当医

インプラント担当医

インプラント担当医

前川医師
「患者さま一人ひとりが納得する 質の高い歯科治療をご提供いたします。
インプラント担当医の前川です。患者さまに安心して幸せな生活を送っていただけるようなインプラント治療をご提供してまいります」

◆経歴
日本大学歯学部歯学科 卒業
日本大学歯学部付属歯科病院研修診療科 勤務
日本大学歯学部付属歯科病院 口腔外科 勤務
日本医科大学永山病院救命救急センター科 嘱託医
順天堂医院 歯科口腔外科 嘱託医

◆所属学会
日本口腔外科学会 認定医

インプラント治療のメリット・デメリット

インプラント治療は手術を伴う治療法であり、全額自費負担となることから、メリット・デメリットを挙げておきます。
患者さまのライフスタイルや費用面などいろいろなことをご検討いただき、担当医とご相談ください。

メリット
自分の歯と同様に、噛む(咬む)ことができるようになる
自分の歯と同様の、またはそれ以上の見た目の美しさが得られる
入れ歯の場合のような違和感や痛み、発音の不自然さなどがない
ブリッジのような健康な歯への悪影響がない。
デメリット
治療ができないケースもある(全身疾患の有無や口腔内の状態)
治療期間が長くなる。
治療完了後もセルフケアや通院によるメンテナンスが必要
インプラント歯周炎に感染するリスクもある
保険外治療のため、治療費が高額になる

インプラント治療 前後のポイント

事前検査の大切さ

人工歯根を埋め込む外科手術の前に、CTによる検査を行うことが重要です。
重度の歯周病の場合、顎の骨ももろくなっていることが考えられます。骨の状態が悪いと、インプラント治療はできなくなります。
また、手術時の口腔内の感染症リスクを軽減するため、手術の前に口腔内のクリーニングを行います。

アフターケアは不可欠

インプラント治療は、手術そのものより、アフターケアがより重要です。
天然歯以上の手入れを意識しないと、インプラント歯周炎にかかる可能性が高まり、最悪の場合、インプラントを除去する必要も出てくるためです。

 

当院ではインプラント治療後、1~3カ月に1回、必ず通院によるメンテナンス(歯科衛生士によるクリーニングとチェック)を行っていただき、お口の状況を把握します。
併せて、ご自宅でのセルフケア効果を高める、歯磨き指導も行います。
このアフターケアは、インプラントを含むお口の健康を守るため、永続的なものだという認識を持っていただくことが重要です。

アフターケアは不可欠

インプラント治療の安全性

インプラント治療は安心で安全な治療です。「インプラントは外科手術だから不安」という方もいらっしゃいますが、親知らずの抜歯と同じように口腔外科で行われ、痛みも局所麻酔によって十分に抑えることができます。院内での衛生管理を徹底しており、感染症予防もしっかり行っております。

 

また、当院にて実際の手術を担当する前川歯科医師は、豊富な経験が多数あるインプラント専門医です。高い技術を持っているため安心してお任せすることができます。以上のように、患者さまには安心してインプラント治療を行っていただけます。

当院のインプラント治療に対する考え方

インプラントは、天然歯に近い機能性や審美性を再現できることから、歯の欠損を補う代替治療として優れています。失った歯が1本という場合などは、早めに治療することで入れ歯やブリッジのようなほかの歯への影響も抑えられ、お口の健康維持が期待できます。

 

ただし、インプラント治療は「手術して終わり」ではありません。治療後も長期にわたる定期メンテナンスが必要であり、患者さまご本人によるセルフケアを怠らないことも大前提です。歯を失ったことがお手入れ不足によるものというケースは多く、そういう方がインプラントを入れても同様の状態を招く可能性があります。

 

当院では、そうした患者さまに「お口のケア」についてしっかりご説明し、日頃の取り組み方などをお伺いした上で、インプラント治療を実施しております。それ以降、二度とご自分の歯を失わないためには、インプラント治療とそれ以後のケアを遵守することがポイントなのです。

 

歯の欠損に入れ歯を入れた患者さまがインプラント治療を受けられると、入れ歯と比較して感じられるメリットを大きく実感される場合が多いです。インプラント治療の価値は、その快適さやメリットを毎日の生活で実感できることと言えるでしょう。心身の健康を守るためにも、健やかなお口が大切であり、そういう意味でもインプラント治療をご検討されることをおすすめしております。

治療期間:3カ月~6カ月
通院回数:4~6回

料金
・インプラント(1歯)
・上部構造
・CT撮影・診断
220,000円(税込)
165,000円(税込)
11,000円(税込)
※別途、処置代がかかる可能性があります。

Contact

川越市的場の「地域のかかりつけ医」として
スタッフ一同、心の通った会話と
適切な治療をご提供しています。

【 診療科目 】
予防治療・一般歯科・矯正歯科・親知らず抜歯
入れ歯・審美治療・インプラント治療